表情のこと -なりきるのだ!-

「ポートレートを仕事にする」
と決めてから、男女問わず、
「いいよ」と言ってくださった方々を
どんどん撮影させてもらうだけでなく、
日々いろんな人の顔に注目してきた。

通りすがりの人々の顔、顔、顔。
「この人を撮るならどの角度から?」
「背景はどうする?」 等を考えつつ、
一瞬で構図を決める。

雑誌でもモデルさんの表情をチェック。
「いやー、
自分のこと可愛いと思ってなきゃ、
この表情 できんでしょ!」 という
ツッコミが心に湧き上がっても(笑)、
あえて、あえて、
この表情をしてみるのだ、心の中で。

そして分かったことがある。
「なりきる」ことの大切さ、だ。

シチュエーションや、
こういう性格のこういう女性、と
自分で決めてなりきってみる。

そうすると、羞恥心が薄れ、
その一瞬に集中できる。

なりきるって楽しい。
なりきるって潔い。
なりきるって、実は自然。

何もない場合はシンプルにいこう。
「私」という人物になりきる。

どんな私になりたいの?
どんな私でいたいの?

もしすぐ答えが出ないなら、
考えることはいらない。感じよう。

好きなものを頭に思い浮かべて。
大好きな人が目の前にいると想像して。

そうすれば、
あなたは自然と微笑んでいる。

それがあなたらしいあなただ。
考えずとも「私」になりきれている。

表情はなりきることから生まれる。

イメージ像になりきる。
“好き”を思い浮かべて微笑む。

なりきったあなたの表情を写したい。

あなたがあなたにほれ直す、
そんな素敵な写真を。

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