「人それぞれの良さ・輝きがある」ポートレート撮影で分かったこと

私は写真を撮られるのが苦手…
でした。

過去形になったのは、最近になって、
苦手意識がなくなってきたからです。

その理由は後述するとして、
(ごめんなさい笑)

まず撮られるのが苦手になった理由に
ついてお話しようと思います。

原因はなんだったんだろう…と、
改めて掘り下げてみたら、
すっかり忘れていた学生時代のできごと
が発端でした。

———

「写真うつり、いいよね」

何かで写真を撮るたび、毎回のように
そう私に言ってくる子がいたんです。

写真うつりが良い=実際はそうじゃない。
と言われてるんだなーと思ってから、

撮られるのがなんとなく嫌になり、
仏頂面がデフォになっていました。
無意識のうちに。

昔の写真、あまり見たくないんですよね。
不機嫌そうなんで(笑)。
身の置きどころがないような顔してます。

いま考えるとバカだなーと。

「写真うつり良くて、いいでしょ^^♪」
ってなもんです。
気にするな、と当時の私に言いたい。

うつりが良いからって
実物が悪い訳でもないし、
うつりは悪いより良い方がいいんです。
残りますしね、写真は(笑)

自分に自信がなかったことも加わって、
こういうことになっていたんだと
思います。

でも、その悪習というか、
マイナスで勝手な自分の刷り込みが、
無自覚なうちに続いていた…という。

そのことがコワいし、もったいない。

————

写真を撮られるのが苦手、という
ほんのつい最近までの私と同じ人って、
沢山いると思うんです。

それはイヤな思い出があったり、
どうしても緊張してしまったり、
原因はいろいろあるかと…。

だけど今回自分が撮られてみて、また、
ポートレート撮影の現場にアシスタント
として参加してみて、思ったんです。

人にはそれぞれ、
その人だけの良さ・魅力がある。

美醜や造作に関係なく、
笑顔はみんな素晴らしい。

どの人も素敵なんだ、間違いなく。
ということ。

これは真実です。

なので、劣等感を持ったり、
私なんて…と卑下する気持ちを
持つ必要は、まったくないんです。

そうはいっても、
今まで自分が写った写真がイマイチ
だったら、
中々プラスのイメージを持ちにくい
ということはあると思います。

そこで ”撮られるの苦手”解決策として、
「良い経験で上書きすること」を
あげたいと思います。

自分の魅力を引き出してくれる、
プロのかたに一度撮ってもらう。
(…のが一番ですが、難しいと思うなら、
まわりの写真上手な人に撮影を頼んでみる)

で、撮ってもらった写真を見てください。

「あー私、こんなに良い表情してるんだ」
「こんな風に笑うんだ」
「まんざらでもないな…」←これです!!

この感覚を自分で感じること。

写真が癒しになる、
自己肯定感を高める、など
「フォトセラピー」も注目されています。

撮られるっていいですよ、ほんとに。

————

あなたは素敵なんです。
今までそれを写し出せてなかっただけ。

どんどん撮られましょう。

あなただけの輝き、魅力を、
撮られた写真で再確認、
発見してみてほしい。

ほんのつい最近、
”撮られるの苦手”を克服できた
私のお話でした。。