副菜というか、「具」の扱いなのかな。
たくさんの食材が使われた、美味しいカレー。
「スリランカカレー」を堪能してきました。
おいしかったです。
堺筋本町から徒歩１０分弱。
カレーと定食の「シバカフェ」さん。
すっきりした真っ白の外観です。
平日のお昼のみの営業。
気になりつつ、時間が合わなくてなかなか訪問できませんでした。
初めて行けた日は、目当てのスリランカカレーがお休み。
うーショック・・とすごすご退散しました。
１０月下旬のこの日。
表の立て看板を見たら・・ある！スリランカカレーやってる！！
早速、入店。
こじんまりした店内はカウンターのみで、８席くらい。
ちょうど一つ席が空いていたので、そこに着席。
親子・・お母さんと娘さんでやっておられる様子。
娘さんが調理して、お母さんは注文や配膳担当のようです。
スリランカカレーは、豆カレーとあとひとつを二種類から選ぶ、とのこと。
チキンとポークがあったので、チキンをチョイス。
ごはんも白米か玄米か訊かれたので、玄米にしました。
じゃん！これが全景です。
１０月末頃の訪問だったので、紙ナプキンがハロウィン柄。
野菜たっぷりなのが嬉しい～。
それぞれに下味がついていて、単品でもおいしい。
でもせっかくなので、カレーと混ぜて頂きます。
カレーとの調和も考えて、具が用意されているのが分かります。
うんうん。おいしいぞ。
チキンカレーは、さらっとしたタイプ。
ごろんと大きな鶏肉が入っています。旨みたっぷり。
スパイスが効いていて、後でピリッときます。
これ、唐辛子でしたー。
何気にひと口ぱくっと食べてから気づき、慌てて水を飲む。笑
これで辛さを調整するみたいです。
私は唐辛子苦手なので使用せずでしたが・・。
お隣りの女性は、全部入れておられたんで辛口好みなのかも。
私が一番気に入ったのは、こちら。
パンダの器に入った「豆カレー」。
これが、好みど真ん中でした。
まろやかで、優しくて、刺激はないのに、ちゃーんとおいしい。
おなかがほっこりと、あったかくなってくるような美味。
これだけでもいい！と思うくらい、気に入りました。
～～～～～
「スリランカカレー、しばらくお休みでしたよね。」
「今日通りかかったら、やってる！ってなって、来ましたー」
と、お店のお母さんに話している女性客の方々。お、私も一緒。
するとお母さんがこんな話をされていました。
スリランカカレーは仕込みにすごく時間がかかる。
この子（娘さん）が寝ないで作って、どうにかお昼に間に合う。
体の負担を考えて、今後も、作れたら・・という感じになる。
またしばらくお休みになります。とのこと。
「え！それは今日来れてラッキーでした。味わって食べんと。」
と言うその女性の言葉に、カウンター席の客みんなで頷く。もちろん私も。
彩り豊かで優しい美味・・「スリランカカレー」、シバカフェ。
訪問してからひと月以上たちますが、どのくらいの頻度で登場しているのかな。
出会えたらラッキー、という出会いもんの美味「スリランカカレー」。
まずは体を大事にされて、出来るだけ無理をなさらず。
そして、時々でもいいから、このおいしさがこれからも味わえますように・・。
ありがとうございます。
スリランカカレーは￥８００。驚きのコスパです。内容からしてもほんとにお得。定食ものもいくつかあります。これだけの味、バリエーションを揃えるために、精魂込めて作っておられるんだなぁ、と思ったら、すごく有難い気持ちになりました。だけどだけど、体が一番大事。ちゃんと睡眠をとって、余力があるときに、無理をせず、やっていって頂きたいです。出会えたらラッキーという気持ちで、絶品のスリランカカレーを待っていたいと思います。。
～ある日のつぶやき～
先日あるお店にいって、前から味わってみたかった商品を買おうとしたら・・ない。お店の方に伺ったら、どうやら今後もう販売できないかもしれない、とのこと。老齢の職人さんが一人で作っておられて、本当に少量しか作れず、一般のお客さん向けには販売できる数がないんです、と。作るには独特の技術が必要なんですが、跡取りもいらっしゃらないので、もう・・と非常に残念そうな、つらそうな表情でお話してくださった。こちらもなんだか胸がぎゅうっとしぼられるような気持ち。寂しいという言葉では語りつくせない複雑な気持ちになった。食べ物との出会いも一期一会。同じものがいつまでもある訳じゃなく、本当に出会いものなのだ。出会ったら、心して味わって食べよう。改めてそう強く思った。。