風景になりにいく -溶け込む楽しみ-

私がいろんなお店に行って思うのは、
お店の風景になりたい、ということ。
風景の一部になりたいなと。

常連さん&特別扱いより、
(それも嬉しいことだし、そうして
ほしいという人の気持ちも分かる気
がする。んだけど、できたら私は)
その時その場に溶け込み、
お店の雰囲気と味を堪能させて貰う、
というのがいい。

大阪に住んでいた時、
近所のスタバで注文したら
(その時はチャイティーラテ。
今はティーラテ
飲むことが多い^^♪)

「いつものですよね。
ありがとうございます!」と
おねえさんが言ってくれて、
ぐはっとなった。恥ずかしくて。
「あ、はい。好きなんです…」と。

お店の方は、親しみを込めて
言ってくださっていて、
すごく有り難くて嬉しい。
覚えててくれてありがとーって思う。

でもなんだかすんごい恥ずかしく
なってしまうのだ。
そっとひっそりしていたい。
風景に溶け込んで、
ただ、ぼーっとしていたいなーと。

お店の雰囲気は、お店の方と、
お店を構成するもの、お店の歴史、
という基本プラス、
場に居合わせた人々…客とで
出来ている。

その雰囲気に溶け込み、一体化し、
居心地良い空気の一部になりたい。
すべてを静かに愛でながら、
楽しみたい。そう思うのだ。

大型店やチェーン店もいいし、
(最近よく行くのはサイゼとバーミヤン)
個人で営んでおられるお店に行く
のも好きだ。

町を眺めると、
あちらにもこちらにも、
誰かが愛と情熱と祈りをこめて
開いたお店があって。
そこに集う人々がいて。
いいなって思う。
その存在が。
町の一部になって、生きていて。

今日も私は、風景になりにいく。
お店の雰囲気に溶け込み、
馴染んで味わって楽しむために。

 

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普段は自炊&節約が基本。
料理もおやつも作るのは好き。
だから、外での食事はいつも
という訳じゃない。
ひとりで食事するのは大丈夫で、

サイゼにも、おじさんばかりの
定食屋さんにも、行く。

コスパ重視、雰囲気優先、など、
その時々でいろんなお店へ行く、
というのが楽しい。
どんなお店にも溶け込み、
楽しめる自分でいたい^^