「好き」に殉じて選び、行動する

好きって不思議な感情だ。
ものでも、人でも。

良い、すごい、から好き、
というだけじゃない。

すぐれた機能があるから、
ものすごく役に立つから、
分かり合えるから、
共通点が多いから、
という訳ではない。

分かり合えなくて悩んだり、
受け取り方で傷ついたり。
実際そうだとしても、
それでも、好き、は好き。

一見、短所に見えることも
丸ごと「好き」なのだ。
むしろそれがあるから
愛おしい、というような。

強み、強さ、弱点、弱さ。
それらぜーーーんぶ。
すべてが「好き」。

そう思うと、
宇宙のどっかから、
-自分の心の奥から-
やってきた、この
「好き」という感情に
殉じて選び、行動しても
いいんじゃないか。

理性を超えた、または、
“後で気づく”類の理性を伴った、
究極の情報なのかもしれない
から。