先日、2017年7月25日~9月24日まで開催中の
「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」
へ行って来た。
恵比寿ガーデンプレイス内の
「東京都写真美術館」の2階が会場。
東京都写真美術館へは初訪問。
もうね、やられた――と思ったのが
入り口にあるこの巨大な写真パネル。
ここでドアノーが見られるとは!
格好良すぎ!!
他にもあと2枚のパネルがあり、
これらはほんと必見。
会場内は時間制限つきではあるけど、
撮影可能だった。13時までとのこと。
私が会場に着いたのは12時半頃。
セーフ。
展示されていた作品は、
観に行った人の特権にしたい。
それにしても、
やっぱりアラーキーすごい。
ひたすら撮り続けること。
想いを込めること。
撮ることで愛情を示すこと。
照れ隠しのダンディズム。
女に甘えながら包容する心。
女心の機微を知り、
そこに寄り添う優しさ。
露悪的表現の裏の繊細さ。
やんちゃな男の可愛らしさ。
それらすべてが写真に現れていて
圧倒された。嬉しい圧倒感。
愛する女を想い、慕い、
その気持ちを写真で表現する…。
やっぱり男の人って素敵だ。
優しくて、いろんなものを背負って
頑張ってて。
弱さ、賢さ、強さ、
余計なことを言わないで、
常に思いやってくれるところ、
見抜いているところ。男の人って
すごいなと、いつも思う。
アラーキーももちろん、
そんな格好良い男性のひとりであり、
陽子さんを愛し、守り、撮り続けた。
会期は明日まで。