あなたはどっち? -変身or普段 どっちか、どっちも-

photo by Yukiko Yamashita

女性には(男性もかな)
変身願望があると思う。

普段の自分と違う自分。
自分の知らない、自分じゃない自分。
お姫様みたいになりたい自分。

それを叶えてその姿を写真に残したい。
…というような願いや希望が。
きっとあるはず。

舞子や芸妓体験のプランがあったり、
その他でもコスプレして撮影したり、
というのが人気なのはこれなんだろう。
そして”奇跡の一枚”と言われるのは
ここから生まれるものじゃないかと。

普段のあなたじゃない、別人みたい、
というところに旨味がある写真であり、
メイクや服装、光も作り込む作業から
生まれる写真だ。

それは非日常だったり、
こうなりたいと思う一歩先の自分、
かもしれない。

私にも「変身願望」はあって、
体験プランやコスプレにも興味がある。
撮りたいし、撮られたいなって思う。

これを仕事として考えた時、
私は「普段のあなた」を撮ることを
メニューとしている。

変身した姿ではなく、
普段のあなたがすでに美しく、
格好良いことを知って欲しい。

自分、なかなかいいじゃん、
そのままでイケてるじゃん、
と思って欲しいのだ。

変身した時の
“自分が知らない、自分じゃない自分”
ではなく、
普段の時の
“自分の知らない、自分じゃない自分”
を撮りたい。

後者の場合の「自分」とは
あなたが過小評価している「自分」。

身近な人、あなたと接している人は
あなたをあなた以上に知っている。
素のままで魅力的なあなたの姿を。

その写真は変身願望を叶えて生まれる
写真とはまた別のものだと思っている。

あなたは変身したいのか。それとも
普段の自分の最良が欲しいのか。

これによって、
それぞれが得意なプロを選んだら
いいんじゃないか。

そして、どっちも欲しいなら
どっちも撮影してもらえばいい。
どちらも一人で撮影できるプロもいる。

多くのプロの存在を知ろう。出会おう。

変身したあなた、普段のあなた、
どちらでも、あなたがあなたを
「好きになる」一助となるならば、
すごくいいなって思う。

私は「あなたに撮ってもらいたい」と
言われるフォトグラファーでありたい。
そう感じてくれる人と沢山出会いたい。

きっとそう思っているフォトグラファー
は沢山いる。

だから撮られたい時は、
自分からアンテナを張って、
いろんなプロを探したらいいと思う。
そしていろんなプロに撮られたらいい。
良い出会いがきっとあるはず。

という訳で、一度でも、それ以上でも、
プロに撮影してもらおうよ!という
記事でした。

 

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自然で無理のない、普段のあなたの姿を
お撮りします。

「自分にほれ直す」というコンセプトで
ポートレートを撮影していますので、
興味ある方はこちらからどうぞ。