![]()
自分ではさなかは気づかないけれど 集中してる発光してる
気づけないそれが日常だった時 なつかしくきらめいてる時間
「きらめく時間 -形成してくれた場所-」
—-
◎創作ノート<解説>
楽しいか楽しくないかとか、退屈か忙しいかなど、考えたこともなかった。幼い頃から社会人になるまで、実家を出る時まで、気づきもしなかったなと。生まれ育った土地、慣れ親しんだ場所ですごした時間や日々の貴重さ、きらめきに。散歩、お花見、学生時代はマラソンコースになっていた山。山頂から見ると眼下に広がる景色、瀬戸内の海のきらめき。それは今の私を形成してくれた場所です。当たり前ではなく、そこはとても美しく、貴重で、なつかしいなと思います。景色だけでなく、幼い頃から学生時代、実家を出るまでの時間もそう。そのさなかにいる時は、気づきもしなかった。誰かが一心に何かに打ち込んでいる姿って、尊いなと思います。発光しているように、輝きを放ってたりもする。本人は気づいていなくても。学業、部活、仕事、スポーツ等をしている人の姿を見て思いました。幼い頃は時間を忘れて遊び、部活や受験勉強に無我夢中で取り組んでいた自分が、自分やすごす時間に集中している時も、もしかしたらそうだったのかもしれません。今集中している、楽しんでいる時間も、後から振り返ればきらめく時間なのかなと。これからも集中し、楽しむ時間を少しでも多くして、生きていきたいです^^