大好きな箱根に行ってきました。ロマンスカーで箱根湯本駅に着いたら、箱根登山バスに乗って元箱根へ向かいます。バスを降りると、道には数日前に降った雪が残っていました。湖畔の風はとてもひんやりしていて、寒さが身に沁みてくるよう。寒い~と言いつつ、澄み切った空気が気持ち良いです。小高い丘をエスカレーターで上って辿り着いたのは・・。現代日本画を中心に4000点超の作品を所蔵しているという「成川美術館」、その中にある「ティーラウンジ季節風」さんです。エントランスを抜けた先に目を向けると、総長50mというガラス張りの窓がありました。ここからの眺めは、思わず歓声をあげてしまうほどの絶景!です。目の前には芦ノ湖、そこにさざなみ立てて行き交う海賊船、右手には箱根神社の朱の鳥居が見えます。霧が晴れていたらこの風景に富士山が加わるそう。きっと拝みたくなるほど素晴らしいだろうな~とエア富士山を思い浮かべて・・。今回、私たちが注文したのは写真のこちら。抹茶セット「創作いちご」です。これは箱根スイーツコレクション2010春 に参加している一日限定20個のスイーツ。春らしいピンクの練りきりはしっとりしていてミルキーな味わい。中には練乳入りだというようかんが入っていました。すぅっと口中で溶ける練りきりとはまた違った、ねっちりした食感。この違いが面白いです。上にのっている赤いゼリーは、よく見るといちごのつぶつぶ入り!細かい所までいちごが使われています。全体的にほんわりした甘さでおいしい♪丁寧に点てられた抹茶はまろやかな泡が口に優しく、すっきりとした後味。ちなみにこの茶器は箱根の陶芸作家である三上亮(あきら)氏の作品とのこと。こういった美術工芸品の器で頂ける、というのも嬉しいです。景色もご馳走、という言葉がぴったりくる、季節ごとに訪れてみたい素敵なティーラウンジでした。
今回は、お友達に声をかけて貰い「箱根スイーツコレクション2010春 」取材ツアーに同行させて頂きました。”箱根スイーツコレクション”は今年で3年目を迎え、箱根の町全体の大きなスイーツの祭典です。箱根にある各お店で活躍中のシェフの皆さんが苺、桜、抹茶、梅をテーマにオリジナルの新作スイーツを作り出されていて、このイベントに参加しているスイーツの総数は35にものぼります。2月1日から4月11日まで開催されているこのおいしいイベント。箱根のあそこに行きたい、じゃ~せっかくだからあの限定スイーツも頂こう・・または、このスイーツを頂いてみたいから、ここに行こう・・などというのもアリだと思います。というのもこの箱根スイーツコレクション、私はたまたま2008秋(その時の記事 )、2009秋(その時の記事 )と続けて、夫と一緒に行っていました。箱根に遊びに行き「お、こんなイベントがあるなら是非食べてみよ~」と思って、観光に合わせて楽しんでいたのです。だから今回取材ツアーに参加させて貰って、ほんとに嬉しかった!明日以降もおいしいスイーツなど色々紹介していきますね。