あったか料理の定番、ポトフを作りました。
スープがほんのりピンク色、なんです。
熊本のhitomiさんが、昨日のシュトーレンと一緒に送って下さった野菜。
果物もあります。これ、すべてご自宅の畑で実ったもの。
土付きの採れたて、です。
土をきれいに洗い流した、すっぴんの野菜たち。
赤かぶ、白かぶ、サトイモ、大根。
果物は、八朔と金柑(きんかん)。
キウイもあります。
あ、ゆずだ!
この時期、ゆずって料理やちょっとした薬味にも重宝しますよね。
嬉しい♪
そうそう、大根がこんなおちゃめな姿だったんです。
ブーツ?イタリアの形?
とっとことんっと今にも歩き出しそう。
さてさて。
ポトフ用に野菜を切っていきましょう。
hitomiさん ちのお野菜は、赤かぶ&白かぶコンビ・大根にご登場頂き。
我が家にあった人参・新じゃが・玉ねぎにも入って貰う事にしました。
写真は、玉ねぎにクローブをさしたとこ。
私が煮込み料理を作るとき。
和風の煮物でも同じなんですが、蒸し煮、のような感じで作ります。
野菜が柔らかくなったら、調味料(汁気が欲しいなら水も)を加えて。
こうすると、わりと短時間で具材に火が通り、調味料も少量で済む。
何より、蒸した野菜が好き、というのもあります。
今回もこうして作ったら、嬉しい展開がありました。
赤かぶの綺麗な赤色が溶け出して、スープがピンク色に・・。
おー。「ピンクのポトフ」だー。
という訳でこう名付けました。
野菜などから染み出した具材の味が、スープにしっかりついてます。
うん、おいしく出来た。かぶのコンビと大根、良い味だしてるなぁ。
ありがとうございます。
ごろっと大きく具材を切ると食べ応えがあって見た目も良いんですが、火の通りを優先して、薄めに切ることが多いです。圧力鍋(ってなんか怖くて。ボン!ってならない?持ってる人、どうですか~)がないから工夫で・・。写真見て思い出した!パセリふりかけるの忘れてる・・。ま、そういうこともあります^^今回、かぶと大根を見て「あ、ポトフ作ろう!」と思いました。煮物は作っても、ぜんぜんポトフを作ってなかったんですよね。前作ったのがいつだったか、思い出せないくらい・・。多分、私のポトフスイッチ(ってものがあるとしたら)、それは「かぶ」なんじゃないかと思うんです。その「かぶ」も、最近は和え物とかにしか使ってなかったし。だけど一度スイッチが入ったら、メニューのローテーション入り決定!この冬は何度かあったかポトフ、また作ろうと思います。。
~ある日の私(番外編)~
私の実家の小さな庭に、何本か木が生えている。そのうちの一つは月桂樹。王冠になったり、ローリエという名で料理に入れたりする、あの葉っぱを持つ木だ。小さい頃はなんだか不思議な、でもおいしそうな香りがする木だなぁ、と思っていた。でも長じてそれが月桂樹だと知るや、カレーを作った時つみにいって入れてみたりしたものだ。(みなが食べるまでに取り除いておいた。邪魔だーと言われるから。笑)先日、うちの母と電話で話していて、その話になった。母いわく「えーあれ、虫がおるけぇ使いよらんよー」とのこと。もったいない!虫も、沢山いたらめげて諦めるけど、少しならぱぱっととれば気にならないのに・・と、ローリエをわざわざ買っている私は思い、そう言った。「ほいじゃ今度あれ入れて、ポトフでも作ってみようかねぇ」と母。気が向いたら・・だからいつになるやら。それまでまた誰にも葉をむしられることなく、わっさわさに葉を繁らせているだろう月桂樹の姿を思い浮かべたら可笑しくなった。。