小田原駅東口からすぐの場所にある「守谷のパン」で買ったあんパンです。まだほっかり温かい生地をぱかっと割ると、中にはつぶあんがたーっぷり。おおきなあんこ玉に、柔らかい生地が薄くまとわりついている・・という感じのあんパン。素朴だけど粗野でなく、上品な味です。おいしい!
東口を出てすぐの道を北上すると右手に見えてくるこの外観。大通りに面したガラス戸ではなく、お店正面向かって右の小道側に入り口があります。白い割烹着に白い給食帽っぽい帽子をかぶったおばさまたちが接客してくれました。複数あるレジはフル稼働。お客さんもどんどんパンを手に出て行ってます。私たちは、トップ画像のあんパンと甘食、クリームパンを1つずつ買ってお店を後にしました。
袋を持った手があったかい。焼きたてかな。袋の中をのぞいてパチリ。ふふ・・。
いったん駅の広場に戻って早速食べてみることにしました。あんパンもですが、この甘食もおいしかったー。ほくっとわると中は少し硬め。でも、ぱさぱさではなくて、水分の残り具合がちょうど良い感じ。食べるとほろほろと口の中でほどけます。ほのかな甘みといい、とても気に入りました。クリームパンは、クリームの後味がちょっと私の苦手な感じで残念だったんですが、形は古式ゆかしいクリームパンの姿で嬉しかったです。まさしく「昭和」な風情の外観・内装といい、郷愁を誘う素朴な味のパンたちといい、気取らない町の人気者という雰囲気にあふれています。これからもずっと続いていって欲しいなと思いました。
気になっててずっと行きたかった小田原。今回もう梅が咲いていると知り、梅見に行こう~と夫と二人、先月末に出かけてきました。で、まずは守谷のパンへGO!とにかくお客さんが多かったです。週末だったせいもあるのか、ひっきりなしのお客さんで常に店内満員。並んでいる人もいます。だけどすぐ買えたので、お店の方も慣れておられるんでしょうね。自分で取ってお会計ではなく、レジ前で注文し、注文したパンをお店の方が袋に入れてくれてお会計、という方式。順番が来て、ええっとーという間合いはとれそうにないので、自分がレジ前に来る時には何を何個買うか決めておいた方が良さそうです。
~ある日のつぶやき~
甘食といえばうちの母。私が幼い頃、よく食べていたな~。ひとつ貰って食べたけど、中にはなんにも入っていないし、あましょくって名前なのに全然甘くない・・と拍子抜けして、それ以来食べたことはなかった。だけど今回食べた甘食で甘食のイメージが変わった。ほのかな甘さといい、素朴な食感といい、飲み物にも合うし・・。ちょっとそっけない感じもいい。うん、めったに見かけないけどみつけたら買ってみようっと。だけどなんであの形?なぞだ・・。。