有形文化財の建物で「天丼」を・・、だるま@小田原

ありがとうな毎日 seeding of the happiness

小田原行脚、てくてく歩いてそろそろお昼にしようか・・と入ったお店で注文したのが写真の天丼。

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ふたを開けるとこの通り。エビ、きす、いか、ししとうの天ぷらがごはんの上にのっかっています。香ばしいゴマ油のかおりがたまりません!あ、頂く前にお店の紹介を・・。

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255号線沿い、斜め向かいには市民会館があります。国の有形文化財に登録されているという建物が目を引くこちらのお店の名は「だるま」 。大正12年の関東大震災で倒壊した建物を、14年に二代目が再建したのが現在の建物だそう。

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いらっしゃい~おほほ、よくきたな~とそれぞれ言ってくれてそうな二つの像に出迎えられての入店です。店内は天井が高くて良い雰囲気。外観を目にすると、唐破風入母屋造りという有形文化財の建物に圧倒されそうですが、こちらのモットーは「庶民に愛される町の食堂」。その初代の精神は今も受け継がれていて、中に入るととっても親しみやすい雰囲気なんです。神田の蕎麦店「まつや」を思い出しました。メニューの文字使いも昔ながらの風情が漂っていて、このストロウベリーシャーベット、というのもいい感じです。

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ではではいよいよ天丼をいただきます。天ぷらはどれもさくさく。エビはぷりぷりで、キスは身が分厚く噛むと旨みが出てきます。イカも厚みがあって歯を跳ね返す噛み応え。新鮮だというのが分かります。また、薫り高いゴマ油で上げられた天ぷらの油きれがバツグンに良く、たれの甘辛具合も絶妙な塩梅。甘さと辛さが同時にひいてあっさりしたおいしさだけが舌に残る感じ。ひゃーこれはとってもおいしい!びっくりしました。注文する時「一番人気で、うちの一押しです」とお店の方がおっしゃってましたが、深く納得。夫と二人、綺麗に平らげました。新鮮な魚介は刺身が一番だと思い込んでいましたが、良質の油で揚げて天ぷらにするのも絶品なんだ・・と感じ入りました。値段、素材と味、お店の雰囲気、どれをとっても満足できるお店です。

 

ありがとうな毎日 seeding of the happiness 古い仮名使いで書かれた店名も趣深いですね。朝獲れた魚介類を提供するそうで、お店の前に出された黒板に今日出せる魚たちの名前が書かれています。それをみて刺身をたのむのもいいでしょうし、一番人気の天丼でその新鮮な味を堪能するのもいいと思います。店内は賑やかだけどうるさくないんです。それはお店の雰囲気や造り、長い歴史がそう感じさせてくれるのでしょう。あーおいしかった、楽しかった。次も建物が印象的で長い歴史のあるお店に突撃です。。

~ある日のつぶやき~

ひらがな・片仮名は漢字から出来たので、ひらがな・片仮名をみると原型の漢字がうっすら分かるものもある。万葉集も、もともとあった日本語の調べを漢字ひとつひとつにあてはめて記されたもの。そうしてみると、昔の不良がよくかいていた”夜露○○(よろしく)”なども一緒?いや、やはり違うか。。