あわびです。分厚いです。焼きたてです。
あぁ、ほんとおいしかった!大満足!!
伊勢神宮、内宮前のおはらい町。
参拝客と行事に参加された地元の皆さんで、道は大混雑。
でもこれこそが、この賑わいが、おはらい町という気がします。
式年遷宮を10月に控え、ますます盛り上がっていますね~。
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さて。先ほど「おかげ横丁」にて冷しこんにゃくを頂いた私。
意外におなかいっぱいになってしまったので・・。
定食形式のランチではなく。
ちょちょいと食べたいものを食べ歩きするスタイルに切替え。
それなら、少量でもとびきり美味で満足できるものがいい!
という訳で、道中チェックしていたこちらのお店にやってきました。
いろんな魚介類を目の前で焼いて供してくれる、鈴木水産さんです。
食券システムなんだ~と夫と話し。買おうとしたら、この表示。
なんでも、食券を買うと同時に注文が済んだことになり。
番号を呼ばれたら受け取りに行けば良い、という事のよう。
へえぇ~なんと便利な。これだと間違いが発生し難くていいですね。
券売機の横にある生簀には、生きたカキがたくさん。
さて、何にしよう~。って、私はもう決めてます。
焼いたあわび、これしかない!だって一つ¥980なんです。
和食のお店やコースなどで食べたら、この倍どころか数倍は確実。
おなかも、ちょうどあわびひとつ分くらいのすき具合だし。ふふふ。
夫は、「伊勢うどんにする」とのこと。初めて食べるそうな。
いいんじゃない?
私も食べた事ないから、ちょびっとだけ貰おうっと(またか)。
お店はこじんまりしていて、入り口に近い方が立ち飲み&食べスペース。
奥にテーブル席があります。階段があるから、二階席もありそうです。
もうすぐ私達のが出来上がるみたい。
受け取りは夫にまかせ、私は一足先に奥のテーブルへ移動。
ほどなくして夫がやってきました。
わーい!あわびだ、あわび。
ではいただきます。
見てください、この厚み。
大口開けないと、かぶりつけないほどです。
がぶっ。・・#$%!!←文字化けじゃありません。
あぁ~おいしい!!!
しょうゆをちらっとかけてあるので、香ばしく・・。
磯の香りがほんのりと。淡泊なのが良いです。
緑色のワタが、爽やかなんです。
甘みもあって、これまたおいしい。はぁぁ、幸せ。
あわび本来の味を、しっかり堪能しました。
こちらは夫の、伊勢うどん。
タレがどんぶりの底にたまっているので、よくかき混ぜて・・。
ずぞぞっと豪快に食べ進む夫。
どう?と訊くと「うん、おいしいよ。コシはないけど・・」との答え。
そう、伊勢うどんはコシがないってのが特徴なんですよね。
コシがない、のはどうなんだろう・・と思って今まで未食でした。
でもおいしい、とな。それじゃ私も・・ふむふむ。
思ったより、おいしい。なるほど~。
コシはないけど、ふわりと柔らかくほのかにもちっと感もある。
色の濃いしょうゆベースのタレには、意外にも甘さがあって・・。
食べやすいし、消化も良さそうだし。これはこれでありですね。
あぁ、だけどやはり、この日の「食」における白眉は「あわび」。
おなかにぴたりと収まって・・。もう何も言う事はありません。
ただただ満足。感謝です。
ぷりっと分厚い「焼きあわび」&やわらか「伊勢うどん」。
夫婦二人それぞれが、伊勢の味に満足したひとときでした。
ありがとうございます。
夫は貝類がすべて苦手。なので、この時のあわびも丸ごと私のおなかの中に・・。一応訊いてみたんですよ、「食べる?すごくおいしいよ」と。でも、いいって言うんで・・二度勧めることや無理強いはしませんでした。こんなおいしいものを・・なんてことも言いません。おいしく食べられる人が、おいしく食べたら良いのです。笑 こちらのお店、もちろんビールもありました。新鮮な魚介類をつまみにちょいと一杯、なんてのもオツですよね。おはらい町なら、昼間からお酒を飲んでもぴったりきそう。再訪を固く心に誓いつつ、お店を後にしました。。
~ある日のつぶやき~
魚介類はやっぱりとれたてを焼いたそばから、はふはふ言いながら食べるのが一番おいしい。広島人ながら、余りカキは食べない方だけど、宮島で新鮮なカキを炭火で焼いたばかりのものを食べた時は、本当においしくて。熱さと旨さで涙がにじんだほど・・(ちなみに生のカキは絶対食べないようにしている。当たったら大変なことになるのをよく聞くので・・^^;)。海女さんがとってこられた魚介類をその場で焼いて食べる・・なんて事があったら、それこそめちゃめちゃ嬉しいと思う。そういう機会があったらいいなぁ・・(夢)。。