暑い夏にはやっぱりこれでしょ、かき氷。
「抹茶金時」です。定番だけど、外さない味。
でもこれは夫がたのんだもの。
私は別のものを頂きました。
疲れた時の甘いものって、ほんとに有難くてほっとしますよね。
おはらい町のはしっこ。
宇治橋にほど近い場所にある「茶房 山中」です。
地図では勢乃国屋、となっているので、前はそうだったのかな。
勢乃国屋の名物「神代餅」の看板が掲げられていますもんね。
趣きある建物が良い感じ。
「何か冷たくて甘いものでも・・」。
歩いて疲れたから座ってゆっくりしていきたい、と夫。
私にもちろん異存はなく、立ち寄っていくことにしました。
店内はこんな感じ。
お茶席みたいな緋毛氈。
ほのぼのした雰囲気を醸し出しています。
私達はこのさらに奥のテーブル席へ。
夫はもちろん、かき氷。
上にあんこがのってるから・・と、抹茶金時をチョイス。
私は例によって温かい「ぜんざい」にしました。
では、いただきます。
こんがり焼けたお餅。大きくて食べ応えがあります。
箸で持ち上げると、とろりと伸びて・・。
昔の甘味処を思い出す、しっかりした甘めのぜんざい。
疲れた時にはこのくらい甘い方がいいですね。
小豆の粒もしっかり残っていて、つぶあん好きの私には嬉しい。
冷房の効いた店内で、温かいぜんざいを食べるのも夏の贅沢。
夫はといえば、もくもくと抹茶金時を食べてます。
白玉ももちもちでおいしかったそうですが、なにより。
てっぺんにのせられた、お店自家製のつぶあん。
これが本当においしかったんだそう。
私は緑茶アレルギーがあるので・・。
外ではお茶関係のものは控えるようにしています。
抹茶なら大丈夫なんです。が。過去、病院行きになったこともあり。
それ以来、お茶関係は一応すべて用心しています。
なので、今回夫の「抹茶金時」はお相伴叶いませんでした。
でも想像はつきます、おいしいの。
だって私のぜんざいも、すごくおいしかったから。
あんこがおいしい甘味処は間違いないですもんね。
のんびり甘味を・・茶房 山中の「抹茶金時」&「ぜんざい」。
楽しくて充実した伊勢の一日を振り返りながら、頂きました。
ありがとうございます。
今まで数回伊勢に来た事があるんですが、赤福へ行かなかったのは今回が初めてです。赤福は言わずと知れた、伊勢の代表的な土産であり、伊勢参りの甘味としては欠かせない存在。だけど、関西に住んでいたらわりと赤福を目にする機会は多く、実際食べる機会も結構あるんです。なので、今回はあえて外してみました。実際、ものすごく混んでいて、すごい行列だったので入りたくても入れなかったと思いますが・・。この「茶房 山中」さん。初訪問だったのですが、良いお店で気に入りました。程よい混み具合で、落ち着いた雰囲気、あんが美味しくて、お土産の和菓子も色々置いてある・・。また来たいなぁ。。
~ある日のつぶやき~
あんこって、一年中食されている甘味の王様だ。季節ごとの甘味は色々あれど、和菓子界においては、あんこなしじゃどうにもならない。洋菓子もいいけれど、日本人としてはやはり和菓子。私にとっては、米に次ぐソウルフードだ。これからどれくらいあんこを食べるだろう。最後の晩餐におまけがつくなら、やっぱりあんこを頂きたい。。