朱色の缶、かりんとう

ありがとうな毎日 seeding of the happiness 銀座8丁目にあるかりんとうのお店「たちばな」さんは、知らなければ通り過ぎてしまいそうなほど、ひっそりとした店構えです。小さなショーケースと、紺地に白く染め抜かれた橘の花の暖簾が目印。ここで扱われているのはかりんとうオンリーで、種類は2つ。太めの「ころ」と細めの「さえだ」です。写真は「ころ」。実は私、かりんとうはそこまで好きという訳ではなく、かりんとう好きな夫が買ってきたものが家に置かれていても、手をつける事はありません。だけど、たちばなさんのかりんとうなら食べられる、というか好きなのです。可愛らしい朱色の缶に入ったかりんとうは、透明の飴がけがされていて、甘さ控えめ。さっくりとした適度な固さと油であげていないかのようなあっさり感で、食べ出すと手がとまりません(笑)。かりんとう好きの人もかりんとう苦手な人も「好き」というたちばなさんのかりんとう。ただものではないかも。

 

たちばなさんのかりんとうは、開けるとつい全部食べてしまいそうになるので、夫婦揃った時に開けること、というのが暗黙のルールとなっています(笑)朱色の缶が可愛くて包装も丁寧、ある程度日持ちもするので、お遣い物にしています。どなたも喜んでくださり、やはりすぐ食べ切ってしまった、と言われるので、ほんと万人受けするんだな~と思います。「ころ」と「さえだ」については、どちらも美味しいので好みですね。実家の母は「ころ」が好きだというし、我が家の定番は「さえだ」です。全て缶に入っているのではなく、袋入りのもあるので、自宅用はそちらでもいいと思います。