
温かく高潔な魂同士惹かれ共鳴成長してく
表面でなく奥にある本質を見抜き信じて寄り添い歩く
「映画の風景 -誇りと展望-」
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◎創作ノート<解説>*ネタバレを含みます
映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992)」。大学生の頃、映画館で見た作品です。フランクとチャーリーの信頼関係、年齢を超えた友情以上の絆を描いた内容。ですが再度見るまで、あのダンスシーンは強く記憶に残っていたものの、細部はどうだったかなという感じでした。今見て思うのは、盲目の退役軍人役のアル・パチーノの演技の素晴らしさと最後の場面が白眉だったのだなということ。もちろんダンスシーンも素敵なのですが、今の私には演説でチャーリーの窮地を救い、多くの学生から共感を得たフランクのあの場面が最も印象的で。。人としての誇りと品格、誠実さを尊重して生きるのが大事ということ、そうして生きる人間がいるのを知ると、この世は捨てたものじゃないと思えるし、将来の展望も持つことが出来る。フランクとチャーリーは、表面的には正反対に見えますが、高潔な魂と本質が同じなのだと思います。チャーリーがフランクの本質を見抜き、逃げないで対峙したことで、人間不信のフランクは再び人を信じたり親しんだりする気持ちが芽生えてきた。チャーリーは誠実さを貫き通していたものの、権力につぶされそうになっていたところをフランクの機知と勇気、正当な訴えにより救われ、肯定される。この映画の二人は、誇りと展望は生きていく上で必要かつ大事なのだと思わせてくれました。。