
応援団父の登場恋ゆえにじゃんけん叱咤娘への愛
幸せになっていい幸せになれお前はわしの分まで生きて
「映画の風景 -父と娘-」
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◎創作ノート<解説>*ネタバレを含みます
映画「父と暮らせば(2004)」の美津江は、広島の原爆で父を亡くし、一人で生きている女性。その美津江が恋をした時から、亡くなった父が彼女の前に現れるようになります。自分が生きていることだけでなく、幸せになることも許せず、恋心を封じ込めようとする娘に、父が叱咤する様子。徐々に明らかになっていくあの日の出来事、特に父が娘だけでも生かそうと提案するじゃんけんの場面は娘への愛の最たるものかなと思いました。幸せになっていい、幸せになるのだと、自分の分まで生きろと言う父の言葉に涙があふれてきます。原爆のひどさ、悲惨さ、サバイバーズギルト、親子、父と娘の関係性、娘への愛。馴染みのある広島弁を、主演のりえちゃんと原田さんが情感込めて話しておられるのを聞いて、ありがたく嬉しく思いました。。