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退治などしなくて良いよ滅びてく見届ける気も暇もないまま
きび団子 時間と気力 温存で 勝ちは最初に決まっている
「不戦勝 -違う土俵-」
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◎創作ノート<解説>
前回に続く感じになります。鬼退治ってしなくて良い。なぜなら、しなくても自滅するから。ここでいう鬼とは、卑怯だったり汚いことをする側のことです。因果応報なので、その心情や汚さに見合った現実を、今すぐでなくても必ず受け取る。悪行を隠すため・相殺したくて別の面で善行をおこなっても、純粋な心からの善行ではないし、相殺はできなくて隠せない。心からの反省や謝罪、誰に言うでもない見せかけのポーズでもない自分の心の中でだけの必要な自責、がないならなおさら。人生のきび団子、時間、気力、は温存していたらいい。鬼に使うなんてもったいない。勝ちは最初に決まっている。卑怯で汚いことをする相手はすでに失格。人として。失格者は試合に出れず、同じ土俵に上がる権利すらない。こちらの不戦勝です。そもそもが違う土俵にいる。ひどいことをされたら、自衛しながら放っておく。早晩自滅するので。こちらがなにかする必要があったり、した方がいいと思うならしたらいいし、しなくてもいい。誰か、神様か、世間か、道理が裁いてくれる。因果応報で、結果は相手が受け取る。それを見届ける気も暇もないのが、不戦勝するこちら側です。鬼を見たら避け、必要があるなら意思表示や応戦し、味方や身内と一緒に進んでいくことに注力しようと思います。