愛と命 -限界のあるもの-

どうすれば受け取りやすく確実に伝わるか考えるのが愛
伝わらず受け取れない人もいると知ってするのは自己責任で

「愛と命 -限界のあるもの-」

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◎創作ノート<解説>
個別でも、大勢にしても、教える時に、こちらの都合や一方的なものでは、伝わらない。どうすれば相手が受け取りやすく、そのままだと伝わりにくいと思うならより確実に伝わる方法、比喩はないか。義務教育や学校の現場じゃないのなら、大人同士の私的な関わりなら、それを考えるのは思い遣りというか愛だなと思うのです。ただ、伝わることを自己実現や自己肯定の手段にしてはいけない。誰かの役に立つ自分じゃないと自分を認められないという未熟な動機ではなく、それは通り越して、ただ相手に利する、相手にとって良いことを伝える。そうできたら本望だと思ってそうするのでなければ、後が面倒だし、本来の伝える意義や意味がなくなる。愛をもってしても伝わるとは限らず、愛を受け取れない人もいるのは事実。それを知っていて、それでも、というなら自己責任で。誰のせいでもなく、自分がそうしたいからした、と言えるのでなければ、してはダメだし、しなくていい。見切るのも愛。自衛も含めた自分への愛も大事です。