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持ち方もフォームも各自違ってて芸術品と同じ投球
大柄で指が長くて手も足も長い人多いのか投手は
「投手の投球 -投げるための特性-」
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◎創作ノート<解説>
投手の人達のフォームを見ていて思うのが、こんなにも各自違うのだなということ。それぞれの違いが美しいし、いいなと。才能や技術は皆さん持っている。だからプロになれた訳で、結果を残せるか、成長や維持ができるか、は、指導者や仲間との出会い、努力、時の運もあって、難しい。努力するのは素晴らしいこと。プロの厳しい世界なら特にそれは必須で前提になってくるのだと思います。ただそれと同じかそれ以上に、持って生まれたもの、に惹かれます。努力で結果を残すのも素晴らしくてすごいことだけど、天才・持って生まれたもの・身体的に恵まれている、というのは何物にも代えがたいアドバンテージであり、魅力だと思います。監督経験者の方が、数十年後に当時なぜこの選手(投手)をドラ1にしたかと訊かれ、フォームに一目惚れしたのと顔、と答えておられて、正直さに好感を持ち、納得しました。商業的にも見た目の良さは大事。技術ありきですが、同じ技術でもそう、優れているならなおさらイケメンがいいと監督が思って選んでもいいのかなと。ファン獲得につながる要素は多いほうがいいと私も思います。記録を持ち受賞もしてる投手の中には例外の人もいますが、投手のほとんどが大柄で手足の長い人達という印象です。引退してから、実は指は短めだったと告白されてるレジェンドはその分工夫もしたそう。なのでやはり指が長く、手足も長いほうが有利なのかなーと。投げるための特性として、それを生まれながらに持っているほうがいい、という。投手の投球は、それぞれの個性が出る生きた芸術品のようなもの。尊いなと思います。