ライバルと言える相手は同じ場にいる人だけ 違うと失礼
真似をして勝手に後進名乗っても認められてなければ部外者
「好敵手 -同レベルかそれ以上-」
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◎創作ノート<解説>
話題性や片方の価値を上げるためか勝手に、ライバル同士、と評したり書いたりしているのを見聞きすることがあります。ライバル、好敵手と言えるのは、両者が同レベルの場合のみ。ライバルと言うのはおこがましい、逆に失礼になる場合もあるので、慎重に発言する必要があると思います。素人が、プロや殿堂入りしているような人、海外でも活躍してるプレイヤーのことを大真面目にライバルだと言っていたら、冗談と思われるか、冗談にしても面白くないと思われる。失笑されるかもしれません。すごい人をライバルと公言するのは、恥ずかしいこと。というか恐れ多い。そういう客観性や恥の概念はないといけない。とはいえ大部分の人はあると思います。憧れや目標の存在なら、その対象への敬意や尊重があるのでなおさら。アイドルのファンが、アイドルが好きだからその真似をしたり、同じものを持ったりする、のとは違い、アイドルに成り代わりたいと思ったり、色々な妨害や迷惑をかけるのはいけないし、やりすぎ。よくない方に域を超えている。真似といっても看過できない、迷惑なものとして思い出すのが、以前見た動画で、進路や服装などなにからなにまでに近いくらい自分と同じものにする友人がいて困ってるという質問者(学生さん)の相談を受けたかたが、それはいやがらせですねと言っていて、とても共感しました。そういう人はもう友人ではない、と。意識や距離感、行動がおかしい。ので関わらないほうがいいと進言されていて、これにも同感でした。やりすぎなのが分からないのか、もしくは分かってしているのか。不快感を与えていることへの配慮のなさ(不快感を与えていると気づかないのであれば、言っても理解してもらえない、その可能性が高いと思いますし、気づかないのはいやがらせの免罪符にはなり得ない。不快感を与えている迷惑行為と気づいての行動なら、いやがらせになります)、されていることのすべてで、言っても分からないか話が通じないのではないかなと。話しても通じない場合、そっとか早急に距離をとった方がいいと思います。このように、真似が行き過ぎてたり、そのままで不快感を与えたりする場合、してはいけないと分からない、その意識がないのも問題ですが(先述したように、故意=他人の権利や尊厳を損ねていると分かっててしてること、がダメなのはもちろん、過失になるのかな、知らなかった・分からない場合もいけないと思います)、リスペクトしてるとか目標だからという言い訳が通用しないのは、対象人物との関係が良好であること(敬意と尊重がベースにあり、認め合っているか将来そうなることが予想されるあり方や関わり方が出来ていること)が前提なのと、敬意や尊重があればそのまま真似はしないし、オリジナルの要素がないものを自らのセンスや選択の結果として言動に出すことなどしないしできない、ことからも分かります。人として、かつ美意識からもしないのが当然だし、良識ある人間ならできない。真似や後追い、成り代わりたいといやがらせする側が、好意や敬意を持たず、尊重することもなしに、オマージュだとか勝手に後進を名乗っていても、対象人物への敬意や尊重がないのだからもちろん良い関係ではないし、我欲や悪意、故意からそうしてるのだから、オマージュではなく、後進でもない。対象人物に認められていなければ、ただの部外者。それで済めばいいけど、すぎれば問題です。我欲から対象人物の有する権利を害する言動や悪意からの言動をされた場合、その人は友人でも後進でもなく、ファンですらない。そして、好敵手と自他ともに認め合うのは、お互いが同レベルか相手が自分以上にすごいと認めている同士であるのが必須。そう思います。