体温を超える気温の中歩く 雲が見ている日傘の私
木々達が守るように影をのばし 長くなってく日が沈む頃
「屋外で -酷暑の日-」
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◎創作ノート<解説>
今年の夏も暑かったですね。暦の上では初秋でも、まだ夏のような暑さの日もあったりするので、季節感が薄れるというか。予想最高気温が38度とかそれ以上の日、屋外にいると、数分でも危険を感じます。日傘をさし、できるだけビルのそばの影を選んで歩きながら、最短距離で目的地や駅を目指さないと危ない。昼前から昼すぎまでが最も暑く、影も少ない危なさですが、夕方になるにつれ、影も長くなる。日中や日差しは確かに嬉しいけれど、暑すぎる日の屋外では日陰がありがたい。ビルや木々のそばを歩くと地面の熱が少ないので、わんこの散歩も人もそこに集中する。昔と今で随分変わったといえるひとつが、夏の気温かなと。。