その人らしく -自らを肯定する-

人の数だけあると言う生き方を自分が否定しなければ良い
他の人には理解できないとして理解される必要もないし

「その人らしく -自らを肯定する-」

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◎創作ノート<解説>
先日知って心を動かされたことがありました。そのかたの経験=善行は、誰もが選択し行動できることじゃないのと、芸能人だからということに関係なく、稀有だからこそ、賞賛だけでなく、批判もあったのかなと。ただその批判@ネット上の意見は、他の場合とは違い、批判してる人の心の傷やこれまでの経験から出た叫びや優しさからでもあるのかなと感じました。ネットで散見する否定的な意見は誹謗中傷がほとんどだったりしますが、今回のは違ってて、そのかたへの思い遣りと、大変なことを為したそのかたへの賞賛の裏返しでもあり、あまりないパターン。多くの人には出来ないことだから並大抵の受容や決心ではなかっただろうし、そこまでのことを求められたそのかたの気持ちを配慮したというか。なので、賞賛も批判(これは主にお身内への)も、珍しくどちらも共感できるものでした。世間からどう言われようと、それが賞賛であっても、そのかたはご自分の決断と行動を特別すごいと思ったり、自己顕示の道具=いい人アピ、に使うことなく、淡々と受け止めていて、ご自身で肯定もし、良かったと思っておられる。それが素敵だなと。自分や家族が選んでそうした自分たちらしい決断と行動で、これでいいし、これが良かったとご自身で思われている。誰に理解されずとも、したことで相手が喜んでくれたならいい。し、必要十分だと思っておられる。それが伝わって来たので、なおさらいいなと思いました。義侠心や顕示欲ではなく、こうするのが最善なのかもしれないと思うことを、誰にも言わず淡々とする。それを他人にひけらかしたり、理解してもらおうと躍起になったりしない。そういう姿勢と感性、生き方が素敵だなと思いました。