写真 -思い出の束-

過ぎ去った日々をめくれば思い出が旅立つ時の土産の束に
光差す今いる道にあの時の光も混ざり先の光に

「写真 -思い出の束-」

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◎創作ノート<解説>
どんなものが束になるほどあると嬉しいか、と問われたら、お金=札束を求める人が多いと思うし、まったくなければ生きていけなくて、あればいいのがお金なのは誰しもそう。私もそうです^^お金があるのはいいこと、ではある。けれど、私はよき思い出の束が沢山あると、より嬉しい。人生の宝になるし、得難くありがたい経験の束は嬉しいなと思います^^プラスのもの、は束になるほどあるといい。光を写して思い出を物質化してくれるのが写真。光と影、写るもの写らないもので、経験を切り取って表現し、一瞬で思い出を封じ込める。今の光は過去の光を含んでいて、この総括の光がまた、これから先の光になる。今見ている光を写し、思い出の束を増やしていきたいです^^