宅急便 -真夏の配達-

配達で汗が滴るアスファルト陽炎がたち蝉時雨ふる
不在票書くと噴き出す汗もだしまた来なければ切り替えていこ

「宅急便 -真夏の配達-」

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◎創作ノート<解説>
猛暑のさなか、歩いていると、宅急便の配達員さんのかたが、汗をかきながら荷物を運んでおられるところを目にしました。歩くだけでもきついのに、時間も気にしながら配達をする、しかも重いものもある。地面や車の屋根の少し上をみると、ゆらゆらと空気のゆらぎが見える。そこに蝉の鳴き声もして。。真夏の配達は大変だなと。真冬も、荒天時も。ありがたいです。暑い中、動いていても汗はかきますが、そこからいったん立ち止まると、より汗が噴き出すことも多い。不在の場合、あの暑い郵便受けの前に立ち止まって不在票を書いて入れる。不在だから連絡があったらまた同じところに配達に来なければいけない。負担が増えて大変だろうなと思うのですが、皆さん感じ良く対応してくださる。これもありがたい。きっと気持ちを切り替えて、笑顔で対応するのだと決めておられるのかなと。尊い対応に感謝して、配達員さんを想像し、
詠んでみました^^