愛を持つすべての人の -人生そのもの-

人々の生き甲斐であり夢である赤ヘル野球 愛し愛され
カープへのそれぞれの思いがあって 歴史もあり人生そのもの

「愛を持つすべての人の -人生そのもの-」

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◎創作ノート<解説>
スポンサーやオーナーがいてくれるおかげで、球団は運営できて成り立っている。その前提を理解した上で言うと、商業野球の場合、やはり球団や選手を愛し応援してくれるファン抜きには語れないし、球団を生きた存在として構成する核となる選手達がいてこそだと思うのです。選手達が体を使って活躍してくれるから、ファンは時間やお金を使い、心を通わせ、気持ちを寄せて応援する。それができる。カープは市民の思いや戦後復興・成り立ちの経緯も込みで自分の一部、人生の一部、人生そのものだと考えて生きている人が広島には多いと思います。ほかの球団にもそういうファンは沢山おられる。ただ、広島で生まれ育った人間として肌感覚でも実体験でも、カープ応援に熱を込めている、入れ込むという言葉以上に、それでは言い表せないほど、カープを愛している市民は大勢いるなと。今は現役を引退した選手達、レジェンドも同じで、ずっとカープ一筋でいたかたも、移籍を余儀なくされたかたも、FAを行使した選手も、カープを愛し、自分にとって特別な存在として捉えている。それを多くのOB選手のインタビューや動画でも強く感じます。スポンサーやオーナーがいてくれるから運営・継続できている球団。その球団は、オーナー+現役選手、ファンやレジェンド、球団を愛するすべての人あってこその存在だと思います。この世に現存するものは、有機と無機の両方で出来ている。それを思うと、球団も愛なしに存在することができない。野球への愛、歴史への愛、存在への愛、選手への愛、愛を持つすべての人の、生き甲斐や夢であり、人生そのものなのだなと^^