サンドイッチ -食欲がなくても-

ため息をつくように横たわってるサンドイッチを手に取り齧る
さりさりとレタスを噛み砕いてるとハムとマヨが包み込んでくる

「サンドイッチ -食欲がなくても-」

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◎創作ノート<解説>
私はいつも猛暑が続くと食欲がなくなるのですが、精神的に負荷がかかりすぎたりストレスがある場合もそうです。そんな時、比較的食べやすく、食欲回復の糸口になるものがある。それがお寿司とサンドイッチで、今回はサンドイッチを詠んでみました^^サンドイッチって、でーん!とあるというより、そっとした風情でいるように見える。食欲がない時、なにか食べなきゃなーと思いながら、いつものようにサンドイッチを買ってきて(作ることもあります)、目の前に置く。バテてしまった私を表しているかのように横たわるサンドイッチを持って、ぱくっとひと口齧る。ここから、また少しずつ食欲が戻って来るのを期待して。そういう時のサンドイッチには、レタスが入っていてほしい。レタスのしゃきしゃきした爽やかな食感がいい。爽やかすぎてあっさり食べ終わりそうなところ、ハムとマヨネーズが「こういう味もいいでしょ」と入って来る感じ^^食欲がなくてもサンドイッチなら食べられる。お寿司なら食べやすい。そういうお助けフードの存在に救われながら、猛暑をしのいで生きていこうと思います^^