男性に好かれ女性にいじめられ どこにも居場所ないのが美人
片思いとは 行き場を失くした矢印が返り 胸が痛むこと
「ドラマの風景 -美しくても-」
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◎創作ノート<解説>*ネタバレも含みます
漫画原作のドラマをみて、ギャグに笑いながら、風刺と示唆等に現実と残酷さを感じました。胸の痛みと悲しさ、美しさの持つ力と素晴らしさも。男女問わず誰でもそうですが、女性なら特に、美しく生まれたいなーと思うものだと思います。ある程度大きくなると、それぞれ自分の容姿を認め、受け入れているし、好きにもなっている。けど、小さい頃、若い頃はどうか。少しでも美しく生まれていれば、美しくありたい、と願ったのではないか。ただ、美しく生まれたらそれで幸せかと言ったら、そうじゃなかったりする。泉をみていると、美しいのも大変だなというか、大変すぎるなと。先日、泰葉さんの名曲「フライディ・チャイナタウン」の世界を詠みましたが、その後で、今回の原作漫画とドラマをみたので、自分のタイミングの良さにも笑ってしまいましたw東村アキ子先生原作のこのドラマ「主に泣いてます(2012)」、個人的に脇役は、つね、小桃のキャストがはまってて最高だなと👍美しくても、それだけではだめで、やはり強さも自ら得ていかないといけないのだなと思います。東村先生があるかたのゲストで動画出演されてるのをみたのですが、その中で、美人で性格が良い人は結婚している@経験がある、とおっしゃっていて、身近にそういう方達が実際におられるから、「泉」というキャラが生まれたのだなーと思いました。同じようなお相手と結ばれているのだろうなと^^「泉」の作品中での悲しさは、不遇や不幸+ギャグ要素として取り入れられているとしても、本人の関知しないところで・非がないのに、被害に合うという点は現実に即したものだと思います。自覚のあるなしに関わらず、美しさは宝であり、それをまわりが愛でるのがよく、妬みや嫉みやいじめ・強奪・強要・蹂躙しない。まわりの心ある人達で守る。本人も強さを手に入れるのが大事。つねや小桃達のように、美しさを持つ人を愛でて守れる人間でいたいなと「主に泣いてます」をみて思いました^^