ドラマの風景 -海辺と都会-

砂浜で 海を見ながら抱きしめて 胸の響きで聞くI LOVE YOU
届かない場所になってるりんごの実 取って目が合う あの日も今も

「ドラマの風景 -海辺と都会-」

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◎創作ノート<解説>
先日、30年前のドラマをみていて、その時に印象的だった場面を詠みました。当時は故郷でこのドラマをみていたので、今、舞台となった東京で暮らしてこれをみているのが感慨深い気がします。誤解やすれ違いがありながら、お互いを理解しようとする。けど、自信がない、自爆、説明不足、まわりの悪意、などから、一度は別れてしまう。が。。ハッピーエンドの作品が私は好きなので、よかったです^^このドラマで主人公はこの男女両方だと思うのですが、女性がしていることは、若さゆえか、恋する不安定さからか、自爆だったり支離滅裂気味だったりするのだけど、誠実さや純粋さ、リアリティを感じさせるのは俳優さんの演技によるものだと思います。男性の説明不足は、美学や優しさで、女性に信じる気持ちがあれば、もう少し安定して強くあろうとすれば、一度も別れることはなかったのではないかと。俳優さんの所作が美しかったです@これも演技の賜物。優れた脚本があり、体現する俳優さんがいて、名作は成り立っているのだなと改めて思いました。このドラマは『愛していると言ってくれ(1995年)』です^^