風当たり -自分にだけきついと感じる時-

風当たりきつい時にはよく見てね嫉妬や干渉されていないか
意地悪をしてくる人がいる場合その人自身が満たされてない

「風当たり -自分にだけきついと感じる時-」

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◎創作ノート<解説>
職場にしろ学校にしろ、どこであっても、人が複数集まったら、そこには関係性が生まれます。なにか故意にだったり、過失にしても重大なものだったりで叱責されたり、そこから派生して感情をぶつけられる場合もあると思いますが、そうじゃなく、なにもしていないのに・ほかの人にはそんなことで怒らないのに、きつくあたられたり、意地悪されたり、怒られたりする。そういう時、自分が何かしたからだろうか、気に入らないようなことを無意識にしていたかな、と自省し、反省し、落ち込むこともあるかと。でも多くの場合、そうされたほうはわるくなく、原因もなく、したほう=風当たりをきつくしているほう、がわるく、原因がある。その人自身の内面に起因しています。その人の現状@不平不満が多い状態、その人の性格@恵まれた環境や容姿の人を羨むを通り越して嫌悪するなど、による。なので、明らかな原因がないのになぜかなんだか風当たりがきついなと感じた時は、自分の中に原因をみつけようとばかりせず@みつからないことが多い、そうしてくる側に原因があるのではないか、そっちに目を向ける。そうすると、容姿に嫉妬されていたり、幸せそう・💰がありそう、(そんなの持ってないから持っている人に)意地悪しよう、等の、相手側の気持ちや魂胆が見えてくる。職場の上司や部活の先輩など、上の立場の人で逆らえないこともあるかと思いますが、愛想笑いなどでお茶をにごさず、毅然とした言動でそれらを退ける必要があります。まだそこにいるのであれば。そのままでいてはどんどんエスカレートします。勝手にやめてくれたり、フラットに戻したり、優遇してくれることは、ない。ないです。なので、「いやいやいや、そんな理不尽な攻撃やいじめなど甘んじて受ける気も義務もないから」、と心の中でもきちんと自分を守る。相手にどう示すか、は、まだそこにいるならいるなりの、すぐにやめるつもりならそのつもりで、各人が考えて示せばいいと思います。表情、言葉、いろんな方法があるので、気にしてないふりをしない・きちんと不快感を示す、のが大事です。以前、当たりのきつい@最初はそうじゃなかったのですがその人の生活がしんどくなってきたと聞いた頃からそうなった、人がいて、雑談でちょうどいじめの話題が出た時、人の好き嫌いってあるからしょうがない、とその人が言ったので、嫌いだからっていじめていい理由にはならないですよねと言ったら、沈黙になりました。でもほんとこれだなと=嫌いはいじめの理由にならない、と思います。嫌いだからとか気にくわないからとか、ひどいことする理由になどならない。頭が良ければ、そんなことしていいとも思わないからしないし、いいと思ってなくてもしないし、いいと思ってなおかつしてしまうのは知性がないから、だと思います。それに加え、心もきたない。ものわかりがわるいということ。ものわかりがよくないことを、泥臭い努力の象徴のように使って表現する人がいますが、あえて使う場合は人に対して泥臭く何かをするのではなく自分の内部だけでもがく意味でならいいと思うし、「ものわかりがよくない」という言葉に酔わない、のが大事だと思います。知性がないのを自慢しない。恥の上塗りになるので、ものわかりがわるいことを開き直っていいことのように示さない。ものわかりがよくないのって知がないということであり、そのものわかりのわるさを人へのいやがらせや攻撃をする自らのありかたで体現したら、迷惑でしかないんですよね。嫌い、気にくわない、横恋慕した相手の本命が邪魔だ、などの自己中な気持ちや我欲って、ひどいことする理由にならないんです。公的な場所:職場は仕事をする場であり、気にくわない人をいじめたり、ストレス解消の発散の道具にする場じゃない。私的な場所:友人知人関係なら、嫌い・気に食わない、なら、関わらない方向に舵取りする。被害を受けているほうが距離をとろうとした時に加害側が近づこうとしたら断固拒否する。関わるのは双方のためにならないですし。特に被害側には。気に食わないからと風当たりきつくしていい理由にはならない、たとえ立場が上でも、人として。そしてこの正論や良識ともいえる当たり前の人間の権利の尊重とその考えが通用しない、理解できない人が上司や先輩や圧の強い友人知人にいるのであれば、関わらない、その場をはなれるのが最善です。