春の味 -苦い美味-


薹が立つ女性は面倒 敬遠も 蕗の薹なら喜び歓迎
山菜はタラの芽ぜんまいわらびうど三つ葉に土筆春の味わい

「春の味 -苦い美味-」

◎創作ノート<解説>
花→茎が伸びた状態=薹が立つといい、適齢期を過ぎた女性のこと。今はもう、出産や結婚適齢期もそれぞれの自由やそれぞれに合った形態でいいという考えが一般的になったので、こういう表現もされなくなってると思います。もともとの性格・年齢を重ねてあつかましかったり傲慢になるよりはましだから、まわりへの気遣いとして自虐っぽくこのように言ってみせたり(そういう場面があればですが)、自身が客観性と冷静さを持ってこうとらえていたりするのはいいかなーと。薹が立つという言葉を、本人がなにもしていないのに赤の他人に言われるのは失礼だと思いますが、あつかましかったり傲慢だったり、わきまえない言動を繰り返していた場合にあてはまり、そう言われることもあるのかなと。人様に迷惑をかけたり、扱いづらいと思われ敬遠されるあり方でいないほうがいい。アラサーアラフォーアラフィフそれ以上でも、面倒・迷惑をかけ敬遠されるようなことをしていないなら、未既婚は自らの意思で、出産するしないも自分の心身を受け入れ選択した結果だと、静かに堂々としていたらいいと思います^^蕗の薹の天ぷらが昔から好きなので今年も食べたいです^^
小さい頃、春になると友達と土筆(つくし)をつみに行っていて見つけたら嬉しくて。母に佃煮にしてもらって食べていました。ぜんまいやわらび、うども見かけたので、市内中心部に近くはあるものの、そう思うと実家辺りって田舎だったのかなー。春の山菜達は苦みがある美味。青春みたいというか、こういうおいしさもあるのだと教えてくれたのが春の山菜だなと思います^^