相聞歌 -恋のはじまり-

俺だけが見つけたと思う可愛い子 同好の士が三人は いる
どうやってはじまるんだっけこの感じ しばらくぶりで 毎度初めて

春ですと告げる鳥たちいなくても 想い人がいる今が春です
気づいたらはじまるんだねこの感じ 慣れたりしない いつも初めて

「相聞歌 -恋のはじまり-」


◎創作ノート<解説>
以前から俳句は時々詠んでいたものの、短歌は誰かの作品をみるくらいで自分で詠んでみようとは思っていませんでした。昨年末、ふとしたきっかけで短歌を作ってみたら面白くて。少しずつ書き留めていたものを年が明けた今、アップしてみることにしました。
このふたりは両想いのよう。男性から目線と女性から目線で二首ずつ。よかった&めでたし^^さらっとした、ふわふわした、明るい日の光みたいな感じ。恋のはじまり、フリーのふたりが出会ったらこんな感じ。自分を客観視できてツッコめるくらいの余裕がある状態がいい。恋愛だけでなく、どんな時でも。
実体験は感じた気持ちから、そうじゃないなら気持ちを想像して言葉を紡いでいけるのが創作の面白さ、楽しさだなと。基本は私ひとりの心や頭の中で生まれたものを表す。プラスαで、小説家の作品がすべて作者の実体験に基づくものではないように、想像してリアルな気持ちを描写したり誰かにそうそうこの気持ちなんだよ分かるーと共感してもらえるような作品を作りたいなと思います^^私と言う人間の、心の中や考えや表現したいものを形にしたのが、写真であり文であり(俳句や短歌)、イラストです。私の造形、服装、持ち物、すべてからなる私自身が私の作品といっていい^^私に関わってくれた人の、愛をくれた人の作品でもある。それを私自身も、私を知る人も知らない人も、一緒に堪能してほしいなー。アンチはどっかいってw私を好きな人に、みて、堪能してほしい。
今は女性のほうがぐいぐいいく時代なのかな。男性はわりとシャイな人が多く、見初めたりひとめ惚れしたりしてもぐいぐいいける人のほうが少ない気がします。といってもいいなと思う子に出会ったら、その人なりになんらかの行動、アプローチを必ずするものなのだなーと、友達の話を聞いていても思います。誰もがみてすぐ分かる可愛さや美しさを持つ女性、派手めなかたなら、わーめちゃモテてるか彼氏いるんだろうなーと思われるのかもしれない。けどそうじゃなく、地味だったり控えめだったり素朴な女性だと、まだ誰も見つけてない、自分だけがその子のよさを分かってる気がする。でも、なんですよね。いいなーと思う男性がひとりいるってことは、やはり同じようにいいなーと別の男性にどこかで思われている、可能性が高い。その女性がなにも言っていないからといって、ほかの誰からもアプローチされてない、とは限らない。可愛いなと思う子に出会ったら、ライバルがいるという前提で、ストレートに素直に、気持ちを伝える、アプローチする。焦らずに、かといって、のんびりしすぎず。そして、脈がないと分かったら、しつこくしない。友人や知人関係でいられるくらいにしておくといいのかも。誰を好きになっても、その人との恋愛は初めてだから、やはり分からないことも多い。知りたい、知っていこう、伝えたい、伝えて知っててもらおうという気持ちやスタンスから互いに伝え合うことも必要で大事だなと思います。