写真は、
一瞬(またはある一定の時間)を
切り取ったもの。
そこに写っているのは、
見えたものだけじゃなくて、
写真として残すために必要な
時間(移動、撮影含め)、労力、
撮影者の想い…。
(それらを排したというかあえて無とする、
感じさせないといった写真は、仕事の場合
あると思いますが、今回は作品として表現
としての写真についてです。)
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被写体、機材、
撮影者の動作、気持ち・想いが
生み出す「写真」は、
表現したいものの一部であり、
全体であるともいえるもの。
それを感じると感動する。
過程を想像すると胸が熱くなる。
受け取って幸せな気分になれる。
見せてくれてありがとう、と。
こういう時、いつも
なかなか言葉が出てこなくて。
(ライターでしょ!と自分ツッコミ…。
でもほんとそうなんです。
言葉では表現しきれないほどのものを
一気に受け取っているという感じです)
心の中にはいろんな想いが
あふれてるんだけど。。
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例えば星の光は
何億光年前に放たれた光で。
その当時の今=光を
私たちが見ているのが今…
ってことにもロマンを感じる。
夜空を見上げて立っていると、
宇宙の真ん中に自分がいる、
という感覚。
ひとりでいても、
ひとりじゃないような。
大勢でいても、
ひとりでいるような。
大いなる存在に
抱かれているかのような。
そしてその星空を撮った
一枚の写真には、
たくさんの時間と
あらゆる生命のエネルギーが
凝縮されている気がする。
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スケールの大きさや、
ストーリーを感じさせてくれる
写真を見ることで、
そういう感覚も追体験できる。
好きな写真は何度も見るし、
見るたびに感動して、
長生きできるような気がする。
大げさじゃなく。
光と影、有と無、一部と全体。
写真って、切り取っているのに
無限だなと思う。
ほんと面白いし、感動する。
あぁ写真が好き。とても。
写真って・・・
光を操って愛を表現するもの、
なのかもしれない。