ひとつだけ願いが叶うとしたら、
という問いに答えられなかった私。
もちろんあるんですよ、
叶えたいこと。ありすぎるほど(笑)
でもそれは、夢や目標だなと思って。
それなら今思っていることは
自分で叶えよう、と。
何かが実現する時、
その要因すべてが自分の力だとは
思ってない。思ってないけれど、
他力本願じゃなく、
自分にできることはすべてする、
という意味で。
叶えたいことは、いくつかある。
仕事のことが主だが、
そのどれも今の自分には大きなこと
のように思える。
できる行動をしつつ、その中で
どうしたらいいかと考えたり、
悩んだり、迷ったりする時間も多い。
だけど、ひとつずつ行動した先に、
叶って喜んでいる自分が見える気が
するので、根拠のない自信と共に日々
暮らしている。(ノー天気とも言う)
「健康な体」も叶ったらいいな。
でもこれはある程度は努力で可能か。
あと、お話していた時に聞いて
「こういうことに魔法を使うなら分かる」
と思ったのは、旅立った大切な人、
亡くなった方と一緒に写真を撮りたい、
という願い。
亡くなった人に会う。
これは、どんなに望んでも、
うつしみでは叶わないことだ。
でも、心の中にその人がいて、
いつも一緒だと思えたなら、
さみしさは少しだけ和らぐ気もする。
そう思ったら、
今、肉体を持った身で、
大切な人に出会い、その姿を見る。
やり取りしたり、話したりできるって
やっぱりものすごい恩恵で、嬉しいし、
奇跡だと感じる。
食べ物も食べたらなくなるけど、
撮れば写真で残る。残せる。
存在していたという証しを。
そうして生きている人やものの姿を、
瞬間を、写真に撮って残せる、
何度でも見返せるってすごいなー、
嬉しいなー、素晴らしいなー、とも。
だから写真が好きだし、
フォトグラファーって、
なんて素敵な仕事だろう、と思うし、
フォトグラファーさん達が好きだ。
だって、そういう「胸アツ」な瞬間を
撮りたくてたまらず、それが嬉しくて、
喜んで貰えたら嬉しくて・・っていう、
同じ属性の仲間だから。
いい写真を撮るために、
喜んでもらうために、
もっと上手くなりたいし、
もっとたくさん撮りたい。
だけどこれは魔法じゃなくて、
自分ができることだから、
自分でどうにかしよう。うん。
ひとつだけ願いが叶うとしたら。
ひとつと言わず、何個でも、
行動して叶えていけばいい。
そして、
「たったひとつの願い叶えます」券
(今、名付けた)は、どうしても
自分じゃどうにもできないってこと
のために切り札としてとっておきたい。
あ、でもそんな券があればの話だけど。
おわりー。