自分を認め、ゆだねること ~解放と信頼~

私はむかし、
自分の血液型をA型だと思って
暮らしていた。
几帳面で真面目で・・、
だからA型なのだ、と。

ちなみに、広島の実家のメンバーは、
母と妹がAで、父がOである。

「もう!お父さんはおーざっぱ
なんじゃけー」
といつも、女3人で父を糾弾していた
ものだ。

中学生になったとき、
私だけまだちゃんと調べたことが
なかったので、
何かのついでに血液型を調べよう
ということに。

そうしたら衝撃の事実発覚。
私はO型だったのだ!

あの、おーざっぱでゆるい父と
一緒だなんて。
数分間、
目を空に泳がせたままだったと思う。
(ショックでw)

そして、
これも思い込み その2なのだが、
女性はA型のほうが断然モテて、
人気なのだと信じていた。

几帳面で丁寧でポカもなく、
ちゃんとしたイメージのあるA型の方が、
なんかいい気がして。
(それもあってダブルでショックだった)
A型の子が本当にうらやましかった。

思春期の頃は、
O型であるということを隠し、
(なんの意味が?)
ひたすら几帳面な自分でいようと
していた。

とはいえ、私にもそういう面はあるし、
仕事では細かい。
だが、生活全般の大筋では
O型気質である。

私の夫はA型だ。
細かくて几帳面で、あらゆることが結構
気になるタイプ。

たとえば・・。
歯磨きチューブのふたのしめが甘い、
ビンのふたが少し開いている、
(ふた関係多いw)
これらの発生源は私。

私:8割がた閉まってるのだからいい。
夫:なぜ完全にきっちり閉めないのか。

この意見の相違でモメる。

だが夫は言う。

自分はO型の女性が好きだ。
おーざっぱで深く考え込まず、
のんびりしているところに、ほっとする。
ちゃんとやっているつもりで、
どこか抜けているところも。

だからそれでいいのだ、と。

ほめられているのかが若干???だが、
こういう奇特な人もいるのだ・・と、
素直に受け取ることにしている。

それでだかどうだかは分からないが、
私のまわりにはA型、
A型気質・寄りの人が多い。

私の足りない部分を責めることなく笑い、
おおらかに受け止め、助けてくれる人々が。

捨てる神あれば拾う神あり、か。
(なんか違う)

自分を正直に出し、
そんなあなたがいいと言ってくれる人に
囲まれて生きるのは、
幸せなことなんじゃないか。

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自分は自分である。
それをまず自分が認める。
なるべく隠さず出す。
そして、まわりの判断にゆだねる。

それは、自分の解放であり、
まわりを信頼していることに他ならない。

お互いの属性や相性がフィットし、
あなたを好きだと言ってくれる人が
前より集まってくれる目安となるのだから、
願ったり叶ったりだ。
(とはいえ、
私もこれが出来るようになったのは最近)

殻を脱ぎ捨てて、丸腰になってみよう。
それを歓迎してくれる人がきっといる。

今よりもっと楽しい人生になるのは
間違いない。

私は私の人生でそれを証明していこう
と思う。。