素直は最強

私は世間知らずな部分があって、
仕事を始めて以来、日々
「こんな人もいるんだ」という
勉強をしていると思っている。
良い意味でもそうでない意味でも。

とはいえ、結果的にはすべて
自分のためになるはず。
(・・って今はまだ分からなくて、
もがいてる最中)。

現在進行形でいろいろある中、
無防備でいることの危険性を
いろんな方面から示されている。
人の話から、目にした文章から。

意識してなかったけど、
私は性善説で、
誰でもきっと変われるし、
人格も指向も後天的な努力で、
ある程度は目指すところに行ける、
と信じている。

人の性格などは生まれつきで、
本質的な部分は、
後からでは変わらない、という
リアリストの人の話を聞いても、
ピンとこない私。

それくらい、
人の可能性を信じている方だと
思うし、また別の言い方をしたら
お人好しなのだろう。

例えば、
誰かから好意を持たれることって
通常では良いことだ。
でもそれが困った事態になったり、
意図しない展開になったり、
という場合は、
なんらかの対応が必要だ。

トラブルって、
不可抗力の場合もあるけど、
やはり普段から自分の本音・本心が
どこにあるかを把握しておくことが
大切で、自ら余計なもめごとに首を
突っ込むのは避けるとしても、
あいまいな態度ではなく、
毅然とした言動を心掛けることが、
結果的に自分の身を守るんだと思う。

あいまいな態度というのは、
保険をかけている状態だ。
決定的な何かを避けている。
リスクとでもいおうか。

だが、リスクのないところに
ほんとのメリットなし。

むやみに保険をかけることで、
一番欲しいものを失うリスクがある。
こうなったらもう、
何がリスクなのか分からないような。

一番欲しいものを得るため、
保険は手放す。

怖いかもしれないが、
その態度が、潔さが、
すべてをかける想いの強さが、
一番欲しいものを得られる
重要な要素なんじゃないか、
という気がする。

感情をもとに本心をつかむ。
自分の本心が分かったら、あとは
それを表現するか、行動するだけ。

やっぱり「素直」は最強だ。
最短で最高に幸せになりたいなら。

でも素直になれない人も好きだ。
そういう人は、めんどくさい部分が
多いのも承知しているけど(笑)、
どうしてそうなったのか、
その背景を知りたいと思うし、
苦しいなら何か力になれたらいいな
と思う。理解したいと思う。
・・・お人好しだろうか。でもいい。

素直って、
自分も他人も、自分の大切な人も
幸せにする美点だと思う。
素直な人と言われることが多い
自分がとても好き(自画自賛)。

素直でありながら無防備すぎない、
という自分で、これからも
いろんな人に出会いたい。
出会って自分の経験値を増やしたい。
きっとそれだけ理解の幅も広がると
思うから。