心とことばの関係性 ~ちょうどの大きさ~

ここに心がある
何かを感じ、思っている

それを誰かに伝えたいとする
そのとき、どんなことばを選ぶのか

これは大切なこと

心より大きいものを選ぶと
言いたいことが表せず
すきまができて、スカスカしてしまう

そのすきまが憶測をよび
相手に誤解されることもある

うそをつき、
心とまったく違うことばを選んだら
心が「違う、違う」と言い続け、
そのことばは深く自分を傷つける

そして、
心より小さいことばを選んだときは
心がことばからはみ出して行き場を失い
空をさまよう

そしてこちらも、
相手に誤解されてしまう

心とことばの大きさがぴったりなら
まっすぐ相手の心にとどく
すんなり理解してもらえる

過不足なく、自分の心を伝えたいなら
ちょうどの大きさのことばを探すこと

心にぴったりのことばを見つけるのは
自分の心も相手の心も大切にすること

言いすぎたことば ないですか
うそはついていませんか
足りなかったことば ないですか

心残りのないように
勇気を出して 伝えてみよう

もう直接伝えられないなら
心の中で相手に送ってみるのもいい

心とことば ちょうどの大きさ

それを探すところに誠意がある
伝えるときに 伝わるときに
魂からの喜びがある