ふっかりしっとり・・分厚い「幻のホットケーキ」&紅茶、ブルーファーツリー

ふっかり、しっとり・・。

分厚くて柔らかいホットケーキを
食べました。

ほんと、おいしかったなぁ。

京都・祇園、南座近くの
大和大路通沿いにあるお店。

「ブルーファーツリー」。
昼はカフェ、夜はバーになるそう。

とある日の昼下がり、初訪問しました。

夜のバーの雰囲気を思わせる
間接照明の店内。

ほの暗いこの感じが、
妙に落ち着く・・。

ピカソの絵や写真が飾られていて、
小物がそれぞれお洒落。

ディテールがピンポイントで
ぐっとくる、好ましい空間です。
好き。

メニュー看板で魅力的な姿を
見せていた、あれを注文。

「幻のホットケーキ」
・・名前からしてなんとも期待を
もたせてくれます。

紅茶のセットにしました。

お店のかたは女性二人。

奥の厨房でホットケーキを焼いてくれて
いるのは、オーナーさんと思われるかた。

飲み物は、もう一人の女性が目の前で
作ってくれました。

ホットケーキの焼き上がりにタイミング
を合わせてくださっているようです。

ポットではありませんが、
マグにたっぷり入っているので
量は十分。

あ、きました、きました。
真打ち登場です。

一緒に出てきたのは、
生クリームとジャムの入った
別添えの小皿。

メープルシロップが、
カウンターに置いてある容器に
入っています。

好きなだけかけられて、
これは嬉しいですね。

早速かけてみました。たっぷり。

では、いただきます。

分厚いホットケーキの場合、
内側が水分不足になって、ぼそぼそっと
したものもあります。が。

この「幻のホットケーキ」はそれがない。
生地のきめが細かく、とてもしっとり
しているんです。

ふっかりしっとりしていて、柔らかい。
だけどつぶれたりせず、弾力もちゃんと
ある。

なんとも素晴らしい。
おいしいです。すごく。
バターとシロップのみで十分なほど。

幻というか、地に足のついたおいしさ。
思わずうんうん、と一人で頷いて
しまいました。

ふっかりしっとり・・
分厚い「幻のホットケーキ」&紅茶、
ブルーファーツリー。

バータイムは提供されていないという、
このホットケーキ。

昼だけの幻、
おいしいホットケーキを楽しみに、
また来たいなぁ。

 

 

私が行った時はたまたますいていて、しばらく私一人だったので、オーナーさんと色々お話する事が出来てラッキーでした。ネーミングについて訊けば良かったぁと思ったのは、お店を出た後。また来れた時、訊けそうなら訊いてみようっと。落ち着ける空間でおいしいものを頂く・・というのは間違いなく幸せな時間。ひとときの幸せ時間に感謝、です。。

~ある日のつぶやき~
京都から離れたところに住んでいた頃は、観光で訪れるのがすごく好きで通い詰めた時期もあった。一点の曇りもなく好きという感情だけだった。近くに住むようになって分かったのは、少し違った感覚。親切とイケズが共存していて、心に何かが突き刺さったことも・・。だけどそれも京都。たまたまだとしても、そういう部分に触れ、知ることができて良かった、と、今は思っている。ちょっとした思いやりが染みたり、前よりも言葉の綾や奥深い意図を感じたりできるようになった気がするから・・。楽しくてちょっと怖くて、魅力あふれる街。面白いなぁと思うし、これからもやっぱり京都が好きなんだと思う。。