レモンのはちみつ漬け

ありがとうな毎日 seeding of the happiness フットベースボールという競技がある。手っ取り早く言うと、サッカーのように野球をする・・というもの。投手はおらず、置いてあるボール(ドッジボールくらいの大きさ)を蹴り、一塁二塁三塁と進んで、ホームに入れば一点、とルールは大体野球と同じだ。このフットベースボールをしていたのは、私が小学生の頃。子ども会の女子は皆これに参加していた。小学校の学区内で町内対抗の大会があり、勝ち進んだチームは市の大きな大会に出場できる。放課後、いつも夕方から練習があった。指導者は町内の有志、同級生や上級生の保護者(お父さん達)だ。皆さん仕事を終えて帰宅後に教えてくれていた訳で、大人になった今思うと、仕事で疲れた後に子ども達と同じように走り、動き・・だから、体力的にも大変だったはず。厳しく、時に励まして貰いながら、子ども達はみんな真剣に練習していた。時折保護者(お母さん方)からの差し入れがあり、私はこれが楽しみだった。中でも多かったのはレモンのはちみつ漬け。大きな密封容器の中には沢山のレモンスライスが、はちみつと一緒にびっしり詰まっている。それを短い休憩時間にみんなで食べて、また練習に戻る。くたくたでもう立ち上がれないくらいの時でも、これを食べたら不思議と元気になれた。学区内ではそれぞれの町で選抜チームが組まれる。わが町は学区の境界にあり、子どもの数も多くなかった。そしてなんとなく素朴でのんびりした子が多く、どちらかといえば弱小チームだった。学区内でも強豪として知られる町の選手は全然違っていて、迫力があった。選抜された選手は5~6年生で、体格の良い女子ばかり。その姿を見、声を聞くだけで、震えるくらい強そうなのだ。それに比べると、わが町は人数もいないから、選抜といってもほぼ全員が選手。ほんとにたま~にわが町のチームが勝った試合の後は、涙しているお母さんの姿もあった。試合では自分のポジションでできることを懸命にやる、練習ではひとつずつ積み上げるように努力する、という事を保護者達の愛情の中で、自然と学べたような気がする。「優勝狙い」と「一勝を!」と、目指す高さは違っていたかもしれないが、本当に一生懸命練習したあの日々を思う時、その記憶はいつもレモンのはちみつ漬けとセットになっている。

<レモンのはちみつ漬け>

フットベースボールはルールや競技方法に種類があるようで、私がやっ

ていたのはうん十年前の広島市のものです。そして、年中あった訳では

なくて、一年のうちのある時期だけ、練習、試合、大会(出る町のチーム

だけ)、が行われていました。写真は、先日作った「レモンのはちみつ漬

け」。無農薬のレモンを見つけたので、国産はちみつと一緒にビンに入

作りました。ビンは、いがらしろみさんのコンフィチュールの空きビン

を再利用~。そのまま食べるだけでなく、水やお湯で溶いて飲んだり、お

菓子に入れても。甘酸っぱくて、色々使えて、見た目も爽やかでいいな。

ありがとうございます。