長崎の味、甘古呂餅

ありがとうな毎日 seeding of the happiness 表参道のGYRE(ジャイル)は、1Fにシャネル、1~2Fにブルガリが入っている商業ビル。このビルの地下に日本全国のいろんな食べ物を集めたショップがあり、物産展やアンテナショップ好きの私にとって、わくわくする空間です。ここで先日買ったのが写真のこちら。

「甘古呂餅(かんころもち)」です。長崎の味、とあります。以前何かで見て気になりながらも、売っているお店を知らないので未食のままでした。見つけた時、気になってたあれだ。やった~!と思って早速購入しました。甘古呂(かんころ)とは、さつまいもを輪切りにし、ゆがいて天日に干したもので、それを餅と一緒につき合わせたのが「甘古呂餅」とのこと。原材料名のところには「さつまいも、もち米、砂糖、よもぎ」とあります。こういうシンプルで自然な食べ物も、本当に大好きです。干し芋が前から好きで、自分でも作った事があるほど。だからきっとこの甘古呂餅も私好みなはず、と思っていました。裏面に書いてあったように、スライスして軽くオーブンで焼いて頂いてみました。焼きたてはとてもやわらか。甘くてふんわりしていて・・・おいしい♪古くからある郷土の味は、日本各地のいにしえの人々が、その土地の特産物に愛情を持ち、工夫を加えて作ったもの。自分の故郷以外の食べ物でもなんだか懐かしさを感じるのです。

ありがとうございます。


この甘古呂餅は長崎の「伊達本舗」さんので、甘古呂餅は、食料が貧しか

時代、高価な餅米にさつまいもをまぜることで、その量を増やそうと考え

庶民の智恵から生まれたものなのだそうです(伊達本舗さんのHP参照)。

今回私が購入したのは「よもぎ」ですが、このほかに普通のプレーンなものと

紫いも」もありました。