母からのお土産

ありがとうな毎日 seeding of the happiness 先月のことです。広島にいる私の母が、一泊二日で京都旅行に行きました。母の妹である私の叔母と二人で行ったのですが、二人共ずっと仕事を持つ身で、一緒に旅行するのは生まれて初めてとのこと。旅行が決まった時から母がとても楽しみにしているのが、電話の声からも伝わってきました。ただ、母が心配していたのは、京都はほぼ初めてという叔母を連れて、自分が主導権を握って無事に観光できるか、という事でした。というのも、母は今まで京都に数回行っているものの、その時はすべて私の妹や会社の同僚の皆さんにただついて行くだけだったため、自分では目的地までの電車やバスを調べて乗った事がないからなのです。京都のガイドブックを買って下調べしたけど不安だ、という母に「大丈夫、大丈夫。いざとなったら、その辺にいる人に聞いたらいいよ。」と告げる楽天家の娘(笑)。そして、旅行当日。今頃は京都に行ってるな~と思っていたら、母から携帯にメールが。「(私の)住所すぐ教えて ○○(私の妹)のも アドレス帳忘れた」という内容。句読点のないメールに母の焦りが伺えます。え?何だろう・・と思いつつ、すぐ返信してしばらくすると電話があり「お土産をお店から送ろうと思ったんだけど、アドレス帳忘れて・・。」と母。なんでも、娘達にお土産をサプライズで送ろうと思っていたところ、アドレス帳を忘れるという痛恨のミス(笑)!で、急遽お店からメールしたとの事でした。楽しみなのと緊張とで旅行前夜は余り眠れず、普段いつも持ち歩いているアドレス帳を旅行カバンに入れ忘れてしまったのかもしれません。写真がその翌日に届いた「母からのお土産」です。おかめの模様の赤い手ぬぐいと、佃煮などなど。たまにどこかに行っても、父や自分用のお土産を買う事より、私たち娘や婿に、といつも考えてくれる母。その気持ちが嬉しいです。

ありがとうございます。

私が「おいしいもの好き」で「おっちょこちょい」なところは母譲りだと思います。

そしてそんな母が今から○○年前の今日、私をこの世に産んでくれたから、

私はこうしてここにいるんだな~と思います。毎年「誕生日おめでとう」と言って

くれる母に、こちらこそ「産んでくれてありがとう」と今日伝えたいと思います。